「人生がときめく片づけの魔法」近藤麻理恵、後れ馳せながら読みました。😊
「片づけとは、
自分自身、そして
人生と向き合う
行為なのです。」
p3 はじめに
本当の人生は「片づけたあと」に始まります。
だから、一人でも多くの人に、一刻も早く片づけを終わらせてほしい。
これは、これまでの人生の大半を「片づけの研究」に費やしてきた、私の切なる思いであり、願いです。
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「何でもかんでも捨てる」のではなく、「ときめくモノをきちんと残す」ことができて初めて、理想の暮らしを手に入れることができるのです。
自分がときめくと感じて、残すと決めたモノは、誰が何といおうと、堂々ととっておく。たとえ残ったモノが理想のモノではなくても、今持っているモノ、目の前にあるモノを大事に使っていくことで、何でもないモノも自分にとってはかけがえのないモノに変えていくことができます。モノを大切にすることが、ひいては自分を大切にすることにつながっていくのです。
片づけを通じて、ときめくときめかないかの判断を繰り返していくと、しだいに「ときめき感度」なるものが上がっていきます。
そうなれば、しめたもの。片づけのスピードも上がりますし、人生のあらゆる局面における判断力が磨かれていくのです。
自分という人間は、いったい何にときめき、何にときめかないのか?
大げさにいえば、この世に生を受けた自分という人間が「何にときめくのか」という視点は、自分が何者かを知る大きな手がかりでもあるのです。
そして、これこそが、私たちの生活を、いや人生そのものを、ときめかせていく原動力となるのだと、私は確信しています。
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片づけのノウハウをどんなにたくさんつまみ食いしたところで、じつは本当の意味で片づけることができるようになるわけではありません。なぜならそれは、一時しのぎの対症療法にすぎないからです。
ときめくモノを残し、ときめかないモノを手放す。そして、残すと決めたすべての持ちモノの定位置を決め、使ったあとは必ず定位置に戻す。片づけでやるべきことはこの二つだけです。
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片づけで大事なのは、「何を捨てるか」ではありません。
「どんなモノに囲まれて生きたいのか」です。
縁あってこの本を手にとってくださったあなたが、「片づけの魔法」を通じて、ときめくような未来を手に入れてくれたらいいなと、心から願っています。
p18 片づけは自分と向き合う行為、掃除は自然と向き合う行為
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「掃除」と「片づけ」。いっしょくたにされがちな二つの言葉ですが、まったくの別モノです。この重大な事実を知らずして、部屋がきれいになることは永遠にないでしょう。
まず、相手にする対象が違います。片づけは対モノで、掃除は対汚れ。片づけはモノを動かしたり収めたりして部屋をきれいにすることで、掃除は汚れを拭いたり、掃いたりして部屋をきれいにすることです。
モノが増えたり散らかったりするのは100パーセント、自分の責任。自分がモノを買ったり、譲り受けたりしないかぎり、モノが勝手に増殖することはありません。使ったモノを定位置に戻さないから部屋が散らかるのです。つまり、「いつの間にか知らないうちに散らかる」 のは自分のせいです。要するに片づけは、自分と向き合う行為と言えます。
これに対して「いつの間にか知らないうちにたまっていく」のが汚れです。誇りなどの汚れが徐々にたまってしまうのは、いわば「自然の摂理」です。つまり掃除は、自然と向き合う行為といえます。
いつの間にかたまってしまう汚れを取り除くためには、掃除を定期的に行うことが必要となります。だから毎年、年末という決まった時期に行うのは、「大片づけ」ではなく「大掃除」なのです。
では年末、大掃除に集中するためにはどうすればよいのでしょう。それは、「片づけ祭り」を終わらせておくことです。
私が提唱する「片づけ祭り」とは、この本をお読みの方ならご存知のはず。一気に、短期に、完璧に、まずは「捨てる」を終わらせ、あらゆるモノの定位置をすべて決めてしまうことです。
p21 「ときめき」がわからない人は心臓に近いモノから選びなさい
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ときめくかどうかは、頭で判断することではなく、ハート(心臓)で感じることだからです。靴下よりボトムス(パンツ、スカート類)、ボトムスよりもトップス(シャツ、上着類)というように、心臓に近いモノほど選びやすいのです。………………………..
触るだけでなく、ギュッと抱き締めてみるのもおすすめです。洋服を心臓に近づけたときに自分の体がどう反応するか、このときの感覚の違いでもときめきを判断することができます。つまり、触ってみる、抱き締めてみる、もっと見つめてみる、というふうに、そのものにいろいろな方法で向き合ってみるとよいのです。
p50 片づけが苦手な人ほど劇的な変化を経験できる
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「片づけの神様」は、自分は一生、片づけられないまま人生を終えると思っていた人さえも決して見捨てはしません。
ただし、それは、片づけると自分の意思で決意した人に限られます。
人は心から決めないかぎり、自分の人生を変えることはできないのです。
そして、片づけたあとには「片づけの神様」から素敵なプレゼントが届くのだと思います。
p68 「花のある暮らし」を私がおすすめする理由
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殺風景な部屋に、お花が一輪あるだけで気分が文字通り「花やぐ」効果があります。
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捨てることだけが片づけだと思っていたら、それは大きな間違いです。
ときめくモノをきちんと残し、ときめくモノを堂々と飾る。そして、ときめく毎日を送ること。これこそが片づけの真の目的だということを、どうか忘れないでください。
p249 片づけを終えた人に訪れる「ある変化」とは?
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何よりも変わるのは、片づけを通して、自分を好きになることができるのです。
片づけをすると、小さな自信が生まれます。
自分の未来が信頼できるようになります。
いろんなことがうまくまわるようになります。
出会う人が変わります。
いい意味で予想外のことが起こります。
変化が早くなります。
こうして自分の人生を心から楽しむことができるようになるのです。
p272 ときめくモノは大切な思い出を吸ってくれる
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モノは自分の分身です。
でも、モノがなくなっても、思い出や記憶は永遠にのこるのです。
自分の持ち物と真剣に向き合い、ときめくモノを残したのなら、あとはそのモノたちをいかに大事にしていけるか、そのモノたちとどれだけ素敵な時間を過ごせるか、それだけを考えていけばいいんだと思ったら、これからの毎日がとてもあたたかくて、楽しいことに溢れているような気がして、心が軽くなりました。
p278 おわりに
細かい収納テクニックは世の中にたくさんあるけれど、それでもやっぱりt「片づけはマインドが九割」だと、私は思います。
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今身につけている洋服、使っている文房具やパソコン、食器やおふとん、お風呂やキッチンなど、あなたが囲まれているあらゆるモノに、「ありがとう」を伝えてください。
おうちにあるモノは、一つ残らず、持ち主であるあなたを幸せにしたいと思っています。
いつも守られているんだなあとか、このままでも満たされているんだなあとか、そのことがまた思い出せたら、片づけを再開してください。
片づけは、過去の自分を否定することではなく、今の自分を認めてあげるためにこそ、するべきなのだと思います。
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片づけの魔法で、あなたの毎日がときめくお手伝いが少しでもできたのなら、これ以上の幸せはありません。
以上です。😊
とても素晴らしい本です。✨
遠隔浄化と共通することが多く、とても参考になります。
そして、私も「片づけ祭り」をしています。
私は田舎に帰ってくる前に8割は処分してきました。
以前は洋服の仕事をしていたこともあり、多くの洋服や、タンス、ベッド、ソファー等々処分しましたから、持ちモノはかなり少ない方だと思います。
それでも、数年経てば、モノがふえてきます。
飾り物を作っているので、玉皮やアクリル絵の具、糊、紙、紐、いろんなパーツ等々がそのまま置いていると場所を取り、いつの間にかホコリが付いていました。
小さいタンスの中の洋服を全て出して、全ての洋服を「ときめく」モノを残し、あとは「ありがとう」と言って処分しました。
残った全ての洋服は、普通の洋服タンス一つに十分収まりました。😊
そして、小さいタンスの中に飾り物を作る玉皮以外の全てのモノを入れたらスッキリ収まりました。
もうこれで、ホコリを被らず、掃除もしやすく、見た目にもとてもスッキリして気持ちが良くなりました。😊
本や書類も片づけました。
そして、畑に咲いているコスモスを飾りました。😊
あ~なんだかとってもいい気持ちです。💕
今まで、片づけや掃除をしていて感じたことのない、とっても満たされた幸せ💕な気持ちが続いています。✨