大人の都合で作られた「ADHD」と「発達障害」

精神的な不調の原因についてとても解りやすい本を見つけましたので、掲載させていただきます。😊

まんがで簡単にわかる

テレビで報じない

精神科のこわい話

~新・精神科は今日もやりたい放題~

著者 :内海聡・原作

くらもとえいる・漫画

から、抜粋させていただきます。

p78

【精神疾患の種類が増え続けるワケ】

東京都監察医務院が論文にしたものを精神科医療被害者連絡会がまとめたものです。監察医務院は不審死の原因を調べるための組織ですが、その中で薬物死にかかわるものを調べたところ、上のグラフの結果になりました。

エタノールが検出されているのはアルコール中毒で無くなったり、凍死したようなケースだとイメージしてください。一酸化炭素の検出はストーブの不完全燃焼などによる不審死です。それらを除くと、検出された薬物は医薬品が 多数を占めることが明らかであり、その大半は精神医療で使われる薬なのです。

ここで重要なポイントは、本人が自殺目的で大量服用したのではない、ということです。精神病院内ではなく、外来通院している状況で主治医の精神科処方を守り、決められた通りに飲んでいたら不審死に至ってしまったということなのです。ある意味、医療殺人ともいえる異様な実態が、この数値から明らかになっています。

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「うつ状態」は、日常の悩みによって誰でもおこる「精神状態」であり、医学で治すものではないのです。

p173

大人の都合で作られた「ADHD」と「発達障害」

【ADHDは「子ども」そのものだ!】

ADHD(注意欠陥多動性障害)をひと言で言えば「不注意で、片づけが下手で、思いつきで行動する」ということです。

しかし、子どもの一体何割が不注意ではないのでしょう?どれほどの子どもが片づけ上手でしょう?思いつきで行動するのは子どもらしくないことですか?

アメリカのある良心的精神外科医はADHDについてつぎのように嘆いたと言います。

「昔はADHDなんて言葉は使わなかった。〈子ども〉って言ってたんだよ」

ADHDの場合、何より懸念すべきは薬の問題です。専用の治療薬としてストラテラとコンサータという薬が承認されており、集中力がないとされるADHDに対して、これらの薬で集中力を高めようというのがお題目です。

しかし、これらは本当に覚醒剤そのもののような薬で、とても子どもに飲ませるような代物ではありません。海外では多くの注意喚起がされていますが、精神科医たちは全て無視しているのが現状なのです。それでも自分の子どもに薬を飲ませたいと思うのなら、私はあなたを「虐待親」と言う他ありません。

p175

【親の不安を利用する「発達障害」】

まず最初に言っておきます。発達障害なんて、この世には存在しません!

ちょっと言葉が出るのが遅い。ちょっとおこりん坊。ちょっと知りたがり屋。そんな「子どもらしさ」や「個性」の範疇にすぎないものを、精神科医が思いつきで作った「発達障害」という病名の中に都合よく取りこんでいるだけなのです。知能を蓄積している最中の子どもの頭に薬わ放り込んで台なしにしてしまうために。

もちろん、本当の意味で治療や支援が必要な子もいます。それは全く別のことだと切り離して考えてください。私が問題にしているのは、脳の障害であることを何も証明できない、科学的根拠のない、いい加減な診断によって「発達障害」や「ADHD」と病名をつけられた、本当はなんでもない子どもたちが、薬によって本物の「精神障害者」になってしまうことなのです。

精神科に子どもを連れてくる親というのは、自分自身が適応能力や対処能力がゼロであることを理解できていません。だから答えを全て精神科医に求めるし、薬によってむりやり抑えつけることを好むのです。そもそも親のしつけや教育方針は、子どもが大人や社会に従属することを押しつけるようなものであるケースが多く、子どもはそういったことに敏感ですから、親を嫌がって「反抗的」だったり「問題行動」と誤解されるような行動をとってしまうのです。

親子の問題はどこまでいっても親子の問題であり、社会的問題はどこまでいっても社会的問題です。それを精神医学や精神薬が肩代わりすることはできません。

精神医学の様々な問題点の中でも、私は特に発達障害を重視しています。それは私自身がかつて発達障害という間違った概念わ世の中に広めてしまったことへの自戒もありますが、やはり子どもが主体とされるものであり、しかも彼らに選択権がないからです。

行政や教育機関、そして精神科医の言うがままに、ろくに自分でしらべようともせず、ましてや子どもの本当の声に耳を傾けることもなく、安易に我が子を病人にしてしまうようなことは、けっしてして欲しくないのです。

p197

【精神薬の副作用はどれほど危険なのか?】

精神薬の危険性については、これまでも繰り返し述べてきました。

ではなぜ、そんな危険薬物が大手を振って使われているのでしょうか?

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「ブルームバーグニュース」の記事によると、世界有数の巨大製薬会社であるグラクソ・スミスクライン社(GSK)が販売した「パキシル」という薬は1992年の発売以来、依存症に関して3200件、出席率異常で600件以上、自殺と自殺未遂でも約450件の訴訟をおこされています。

その中の、ある裁判において、「マイナスの研究結果は隠蔽する」と記述されたGSK重役によるメモが明らかにされました。それとは別の裁判でも同重役の「ダメでも結果は隠せる」と記したメモが冒頭陳述で読み上げられています。

また、2017年の製薬会社の売上高で世界2位のファイザー社も、同社が販売する「ガバペンチン」(てんかん薬)のマーケット拡大に不都合な研究結果の揉み消しや改ざんをおこなっていたことを示す社内文書が見つかっています。こういう悪質な会社が作ったものを精神科医は日々、患者に呑ませているということなのです。

危険な薬を作っているのは欧米の企業だけではありません。上の表の通り、日本の製薬会社でも副作用発生率の高い精神薬が製造、発売されているのです。副作用の危険性が大きな話題となったインフルエンザ治療薬のタミフルと比較すれば、その恐ろしさがわかるでしょう。

p245

【精神薬と決別するためには】

減薬、断薬はとてもつらく苦しいものです。乗り越えるために私も厳しく対処します!それほど覚悟が必要なものだということを、まず最初に理解してください。

もし現在、薬を飲んでいる人がこの本を読んだら、今すぐにでも薬をやめたくなるでしょうが、それもすでに精神科医の罠なのです。禁断症状によって、さらなる「お得意さん」として戻ってくることを精神医学は待ち構えてくるのですから。

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薬を減らす時には、以下の原則をまず心がけてください。

①複数処方の場合、まず単剤処方を目指す。

②ちょびちょび減らす、が基本である。決して一気にやめてはいけない。(一気に減らしてくれる入院施設や協力者がいる場合を除く)。

③最も有害な副作用を呈しているものから減らす。

④抗パーキンソン病薬が入っている場合、離脱症状を緩和してくれる作用もあるため、抗精神薬同様一気に減らさない。

⑤覚醒剤や麻薬まがいの薬なので、禁断症状は必ずおこるということを前提にする。

⑥精神科医の理屈や脅しに決して屈しない、惑わされない。

⑦精神薬を減らしたり、やめたとしても、患者自身の考え方が変化しない限り、決して「治る」と以下の状態には入らないことを理解する。

⑧減薬に関しての感覚は本人の感覚を全て第一に考える。家庭の意見は重視しない。

⑨量にもよるが、複数処方を単剤化するだけで6~9ヵ月程度かかることをあらかじめ理解しておく。

⑩単剤化された処方をやめる場合は、さらにゆっくり、ちょびちょびと行う。

⑪薬をやめることができたら、二度と精神科にはかからない。

抗精神薬は違法薬物やアルコールなどの乱用よりもはるかに脳を萎縮させることが、高名な医師の研究によって明らかになっています。また代謝変化(たとえば糖尿病)は体重増加にも関連するとされています。脳を破壊萎縮させ体の代謝にも悪影響を及ぼし、様々な副作用と依存と不可逆的な損傷をもたらす危険な物質なのです。

だからこそ、精神薬はやめなければなりません。

以上です。

どうぞご参考に。😊

薬を辞めたい方のサポートもさせていただいています。

ご相談やご依頼は、「神田へ連絡する」からどうぞ。

電話が良い方は、電話してください。お掛け直しします。😊

090-3463-7190神田

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