画像は、先日地元の図書館に本を返しに行った時にリユースしていたのを頂いた手塚治虫先生の「ブッダ」です。
ブッダの感想はまた後日書きたいと思います。
昨日、新聞のテレビ蘭をみたら、プロフェッショナル仕事の流儀で、「一万円選書、注文殺到3000人待ちの本屋」に興味があって、見ました。
北海道の砂川という所にいわた書店があります。
私は普段はテレビはほとんど見なくなりました。たまに面白そうな番組があれば、それだけを見ます。(*^-^*)
いわた書店を検索したら、キナリノさんの記事がありましたので、抜粋させて頂きます。
いわた書店が全国から注目を集めるようになった理由は、「一万円選書」という独自のサービスにあった。
年齢、家族構成、読書歴など、人となりがわかるような簡単なアンケートに答えると、一万円でその人に合ったおすすめの本を岩田さんが、選んでくれるというものだ。
元々は10年前に友人から「このお金で自分が読みたくなるような本を選んでほしい」と頼まれたことがきっかけという一万円選書。
その後も月に2~3人というペースで、細々と選書を続けていたが、二年前状況は一転した。
2014年に放送された深夜番組でいわた書店が取り上げられた時のことだった。
「日曜の深夜なんて誰も見ていないだろう」と考えていた岩田さんだったが、翌朝パソコンを立ち上げると、番組を見た全国の人からすでに、200通を越える数のメールが届いていたのだ。
「なかなか理解してもらうのも大変ですね。
ただの通販じゃないっていうのをわかってもらいたいのと、本を読みたい人はたくさんいるよっていう話もこっちはしたいわけですよ。
右から左にジャンジャンできるものじゃないから、ブレイクしちゃったあとはとにかくどういう風に交通整理していいかを考えるのが大変でした。
……….
そこからは、年に数回の抽選方式にして、ご縁のあった方にだけ70人ずつくらいで受けましょうって変えたんです。
逆に都会じゃなく、これくらい適度に来づらい田舎で良かったんだなあと思って。
お客さん殺到したら、無理だもん。撲。フフフ(笑)」
選書は、お客さんに記入してもらったアンケートを元に行われる。
「カルテ」と呼ばれるこの用紙には印象に残っている本BEST20、職業、最近気になった出来事、よく読む雑誌、人生でうれしかったこと、….苦しかったことなど、人となりに触れる基本的な項目のほか、「何歳のときの自分が好きですか?」「あなたにとって幸福とは何ですか?」など思わずはっとするような質問も並んでいる。これを読めば、大体好みはわかるそうだ。
「売り上げが下がっても、頑張ればなんとかなるみたいな感じで一生懸命やるんですよね。
でもそれがよくなかった。
考え方が間違っていたんですよ。
一人で頑張るっていうことをやっちゃダメだっていうことがわかったわけ。」
身体を壊して、家族や周りの人間に助けられたという岩田さん。
それからは、「売れる本」ではなく「自分が売りたい本」にさらに重点を置き、売り方を変えていった。
大型店と同じことをしても仕方がない。
一万円選書以前にも、一人でも多くの本を選んでもらうために様々な企画や施策を試みた。
「講演会活動みたいなのもやってたんですよ。
……..
その人の人生はひとつしかないし、”その他大勢”じゃなく、一度話を聞いて、たった一人のために本を選ぶっていう作業が面白いなと思ったんです。
思った以上に本が読まれていないことや、それと同じくらい選書が喜ばれることだったというのもわかったしね。」
「本はねえ、読めば読むほど、わからないことっていうのが増えてくるんですよ。『ああ、知らなかったなあ』っていうことが増えてくる。
ネットの記事ばかり見ていると、わかったような気になりますよね。世界が。ところが何もわかってないはずなんですね。
実際は全然違うじゃん!って。
本を読むということがなくなると、この世界は薄っぺらになってしまう気がして。
判断の基準が曖昧で、何かを決めるときにみんなして、風に流されるみたいなことになっちゃうんじゃないかなあって。
でも一万円選書のブレイクは、WEBの検索の力も大きいり
スマホ嫌いの撲が、その世代に助けられたんだね。(笑)
不思議なんですよ。ほんと。」
以上にです。
プロフェッショナルの番組の中で、
・本は人生の味方
・本の中に作家の人生がある
・自分が面白いと思う本を注文することにした
・自分の求めるものを本の中で見つける
・「自分がいったい何をしたかったかを気づけた人」がプロフェッショナル
☆自分がいったい何をしたかったかを気づけた人がプロフェッショナル、私も本当にそうだと思います。(*^-^*)
番組の中で岩田さんが選書していた本
カーテンコール
夏への扉
しゃべれどもしゃべれども
手から手へ
イモータル
昨夜のカレー明日のパン
逝きし世の面影
どれも読んだことがなく、面白そうなので、いつか読んでみたいと思います。
本て、本当に素晴らしいですね❗❗
次から次へと読めば読むほど、知らないことが出てきて、それを知りたいと思って本を読んでいます。
自由に読みたいものを読めて幸せだなあと思います。(*^-^*)
Keep on going ❗ (*^ー^)ノ♪