「そっと無理して生きてみる」高橋幸枝
30代で医師となり、50歳で病院開設
80歳で絵画を始め、90代で海外旅行
振り返ってみれば、医者の家系でもない私が30歳近くになって医学部に入り直し、50歳でここ秦野に病院を建ててから、50年が経ってしまいました。
その間、いろいろなことがありました。
経験がない病院経営のことを一つひとつ教わり、自分なりにも考え、それでも失敗を繰り返してきた。
けっしてあっという間ではない50年という歳月をなんとかやってこれたのは、その時々で、いい人たちに巡り合えたからこそです。
ひとりでは、何もできなかったでしょうね。
一生懸命やっていると、不思議とだれかが助けてくれるのです。
頭で考えるのではなく、行動に移してきたからこそ、今があるのだと思っています。
みなさんも、あまり思い悩まずに行動してみてください。
世の中、やってみないとわからないことだらけだと思いますよ。
行動することで、きっと、思わぬチャンスに巡り合うはずです。
そして、思ってもみなかった明日が見えてくるはずです。
私は、結婚もしてなかったし、子どもがいるわけでもありません。
両親に育てられた時期などを除けば、人生の長い間、ひとり暮らしでした。
そのせいもあってか、周囲のみなさんから、「ずっとひとりでかわいそうに」と同情されることがあるのですが、自分では同情されるほどかわいそうな人生ではないと思っています。
もっと言えば、自分の人生が、どうだったとかはあまり考えないほうです。
「がんばってきたな」と思うこともあまりありません。
「あのときこうしておけばよかったな」と思うことはありますが、そのことばかり考えるようなことはありません。
ただひとつ言えるとしたら、人生はやはり、「終わりよければすべてよし」なのかもしれませんね。
人生は、後半が楽しいほうがいいと思います。
「小さなことの積み重ね」のおわりにから
健康で長生きするために、さまざまな食事療法や民間療法が紹介されています。
私はそのどれにも当てはまらない、平凡な暮らしを続けています。
でも、長生きしたいという欲望がないから、あるいは健康法を貪欲に追わないから、今の健康と幸せがあるといえなくもありません。
きょうは肉が食べたい、お酢の料理を作ってみよう、ちょっと座って足をブラブラさせよう、今回は頑張って休まずに階段を上がろう、ああ熱いお風呂に入りたい。
情報に振り回されることなく、からだの中から聞こえる声に耳をすまし、その声の言うことを優先して生きてきました。
自然な、思うままの暮らしが私の健康を作っていることを知っていただけたと思います。
たぶんあなたのからだや心も声をもっているはずです。
その声を聞き、したがってみるのも悪くないでしょう。
私の99歳の誕生日は間もなくです。
これからも気負うことなく、残された時間を大切に、感謝の心で過ごしたいと思います。
以上です。
元気に長生きされている方のされていることは、とても参考になります。
幾つになっても、チャレンジ精神が大事ですね。
やりたいことは、どんどんやっていきましょう‼
心の心を聞くことを優先すること、とっても大事ですね‼
頭で考えるのではなく、心で感じることを大切にして行きましょう‼
愛や優しさを感じることを大切に💕
そのためには、心を穏やかに保つことがとても大事です。
イライラしたり、ネガティブな思いがあれば、深く深呼吸して落ち着いてください。
そして、自分を信じて、自分の人生のハンドルをしっかり握りしめて、一歩一歩踏み出しましょう‼
Keep on going ❗ (*^ー^)ノ♪
大丈夫ですよ‼
きっと、なんとかなりますよ‼
Yさまへ、神田より