2017年11月から、6年前に右脳の脳梗塞をされて左半身が麻痺しているAさまの遠隔浄化をさせていただいています。
今年で脳梗塞になって8年、遠隔浄化は14ヵ月になりました。
長い間の脳梗塞は、なかなか思うような結果が出ていませんでした。
しかし先日、ご縁をいただいた施設で脳梗塞をされて、なんとか自力で歩いたり出来ている方に会い、浄化させていただく機会がありました。
お二人とも、片側の手が冷たいというので、浄化させていただくと、手の指先が温かくなって、とても喜んでおられました。
痺れもかなり良くなりました。
この経験から、Aさまの右脳の脳梗塞の改善の希望が持てました。😊
そして、先日「奇跡の脳 脳科学者の脳が壊れたとき」という本に出会いました。
脳科学者でハーバード大学で脳神経学の専門家として活躍していた彼女は、37歳の時に脳卒中に襲われ、幸い一命は取りとめたが脳の機能は著しく損傷、言語中枢や運動機能にも大きな影響が·········。
「奇跡の脳 脳科学者の脳が壊れたとき」ジル·ボルト·テイラー
から、抜擢させていただきます。
p3
どんな脳にもそれぞれの物語があります。
そして、これはわたしの脳の物語。
10年前、わたしはハーバード医学校で研修を行いながら、若い専門家たちに人間の脳について教えていました。
ですがある日、わたしのほうが痛い教えを受けるはめになったのです。
1996年の12月10日の朝、わたしの脳の左半球は、極めて希な脳卒中を起こしました。
P99
そして、外界の知覚と外界のとの関係が神経回路の産物であることがわかったとき、それは自由を意味すると同時に挑戦でもあったのです。
わたしの人生の長い歳月のあいだ、わたしというものが自分の想像の産物にすぎなかったなんて!
P106
脳の主な機能が右側へシフトしたことによって、わたしは、他人が感じることに感情移入するようになっていました。
話す言葉は理解できませんが、話す人の顔の表情や身振りから多くのことを読み取ることができたのです。
エネルギーの動きがわたしに与える影響については、特に注意を払いました。
p107
彼は、わたしが馬鹿ではなく、病気なんだということを充分承知していました。
彼はわたしに敬意を払ってわたしを治療してくれました。
いまでも感謝しています。
p119
彼女の指図はうるさいんだもの。
彼女と会ってると、すごく疲れるんです。
細心の注意を払って、自分の貴重なエネルギーは自分で守らなくてはいけないことに気づきました。
その朝に学んだ最も大きな教訓は、リハビリテーションの療法士の仕事がうまくいくかどうかは、わたしの一存で決まるということでした。
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彼らは、優しく適切に体に触ってくれ、目を合わせて静かに話してくれました。
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3日目にお母さんが来ました。
ママの愛に包まれて····
また1から子どもを育てるように······
p136
睡眠はいわばファイルを作る時間です。
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脳はひっきりなしの負荷を組織化し、処理し、そしてファイルする時間が必要なのです。
p143
回復が順調だった理由のひとつは、GG(お母さん)とわたしが極めて辛抱強かったこと。
二人とも、できなかったことにくよくよしませんでした。
それどころか、いつも、「何かできた」ことに驚嘆していたのです。
昔から母は、悪いことが起きるといつだって「もっと酷くなくて良かったねえ!」と言っていました。
そして母もわたしも、回復の見込みは明るくなかったにもかかわらず、もっとずっと悪くならなくて良かったと考えていました。
GGの、リハビリの過程でのこの態度は実に素晴らしかったと言わざるを得ません。
p141
脳卒中で一命をとりとめた方の多くが、自分はもう回復できないと嘆いています。
でも本当は、彼らが成し遂げている小さな成功に、誰も注意を払わないから回復できないのだと、わたしは常日頃考えています。
p153
わたしは心の中で、独り言をくりかえしました、
いろ、いろ、いろ。
そして電光石火、突然、色が見えるようになったのです!
p156
回復への挑戦に立ち向かう勇気を与えてくれたのは、まぎれもなく、こうした無条件の愛と支援だったと、わたしは自分の心に深く刻んでいます。
p160
いろんな人が誤りを正してくれたのでとても助かりましたが、誰もわたしが言いたいことを「引き取ったり「カンペを出したり」」しなかったのが、非常に重要だったように思われます。
言語能力を取り戻すためには、自分で頭の内部の回路を探し出して、自分のペースで使うしかないからです。
p162
もし魂の輝きさえ取り戻せるのなら、どの程度回復するかは問題ではなく、その先に何が待ち受けていようと幸せになれる、わたしはそんなふに考えていました。
p174
1日に何百万回も「かいふくするのよ」と意を新たにしなければなりませんでした。
p175
この体験から深い心の平和というものは、いつでも、誰でもつかむことができるという知恵を授かりました。
涅槃(ニルヴァーナ)の体験は右脳の意識の中に存在し、どんな瞬間でも、脳のその部分の回路に「つなぐ」ことができるはずなのです。
p176
「頭の中でほんの一歩踏み出せば、そこには心の平和がある。
そこに近づくためには、いつも人を支配している左脳の声を黙らせるだけでいい」
p177
科学者の間では、脳が、入ってくる刺激に基づいて「繋がり方」を変えるという、驚くべき能力を持っていることがよく知られています。
この「可塑性」により、わたしたちは失われた機能を回復することができるのです。
p188
うまく回復するためには、できないことではなく、できることに注目するのが非常に大切。
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いちいちこだわらない。
もし息をすることしかできなくても、生きていること自体を喜べばいいのです。
p190
わたしはまるで、ママのそばでうろうろしながらも外へ出て探索したがる、よちよち歩きの子供みたい。
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頭の中に響く対話、つまり独り言には要注意。
なぜなら、ちょっと油断すると、1日に何千回だって以前の自分と比べて劣っていると感じてしまうからです。
p207
でも、長い道のりの途中で不平を漏らすのはわたしの流儀じゃありません。
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そして、蘇らせようとする努力にしっかりと応えてくれる自分の脳に1日に何千回も感謝するのです。
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数学的なものを理解する能力は、未来永劫、戻って来ないとあきらめていました。
でも驚いたことに、脳卒中から四年目には、脳がふたたび足し算に挑む態勢を整えつつあったのです。
そして四年半後には、引き算とかけ算もできるようになりました。
p243
「安らかさは、ゴールではなくスタートだ」
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左右の脳の関係を説明するのに「相互浸透する気づき」という言葉をつくりました。
p251
からだが疲れていたり、精神的に参った状態にあるとき、つまり、油断したいるときを狙って、否定的な思考回路が人を傷つけようと頭をもたげることに気づきました。
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1日に何千回も、決意を新たにする必要があるのです。
p255
1日の始まりと終わりに、わたしはきまって枕を抱きしめ手を合わせて、次の新しい日を迎えられることを、自分の細胞に心から感謝します。
これはとても大切なことだから。
「みんな、ありがとう。新しい日を迎えられることに感謝しています。」
と、声に出して、深く感謝の気持ちを感じながら語りかけるのです。
次に細胞にお願いをします。
(どうか、わたしを治してね!)
p290
「世界を変えたいのなら、わたしたちが変わらなくては」
このガンジーの言葉は的を射ていると思います。
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あなただけが、一瞬ごとに、この世界の中でどのように生きるべきかを選ぶのです。
どうか、自分の脳の中で起きていることに目を向けてください。
自ら手綱を握って、人生というなの舞台に登場してください。
明るく輝いてください!
以上です。
どうぞ、ぜひ本を買って読んでくださいね。
2019年になりましたが、これを書きたいと思いまいた。
やっと新年を、自分の中に迎えられます。😊
2018年に感謝です。❤️😊