2012、2、9 デイリールーツファインダー
「決して許すことができないことがあります。」
私たちは誰もが幾多の過去世で、ありとあらゆる経験をしてきています。
誰もが殺し、殺され、奪い、奪われ、騙し、騙され、…..。
過去世をさかのぼってそういうことがまったくないという人は、まず皆無です。
そうやって私たちは、ありとあらゆることを経験し、それを超えてきたのです。
私たちの肉体はいつか死にます。
しかし、肉体の死を超えて、魂は次の転生の肉体に入って行きます。
肉体の死を超える魂は、決して傷つくことがないのです。
肉体に何があっても、たとえ心臓を槍で貫かれようとも、魂は、決して傷つくことは、ないのです。
一方、いつまでも傷つけられたという思いを抱き続けることができます。
恨み、怒り、悲しみ、….それらの思いが手放せない時、それは因果となって来世へ引き継がれていきます。
その恨み、怒り、悲しみ、….あなたがその思いを抱くのは当然でしょう。
あれだけのことがあったのです。
どうしてそれが簡単に許せるでしょうか。
恨み抜いていいんですよ。
その深い思いが実現し、来世できっと復讐する機会に恵まれることでしょう。
相手は自分のなしたことから決して逃れることは、できないのです。
そういうことをされたら、いったいどれだけの怒り、悲しみに打ち震えなければならないか。
嫌という程思い知らせてわればいいのです。
そして相手は、自分がなぜこんな理不尽な目に合わなければならないのかわからず、悲しみ、怒りに打ち震え、来世でまたその復讐をきっと遂げることになるでしょう。
そうして、悲しみの連鎖は尽きることがないのです。
あなたはもう一つの選択肢があります。
もう相手を許してしまうことです。
あれだけのことをされても、私の魂までは、傷つけることはできなかった。
完璧な人間など、どこにもいないのです。
人間は神様ではありません。
人間は誰もが過ち、間違いをおかす存在です。
程度の差こそあれ、誰もがそうやって学んできたのです。
あれだけのことがあったけれど、決して私の魂まで傷つけることは、できなかった。
肉体は、どうせ滅びてゆくのです。
いいではないですか。
自分も多くの過ち、間違いをおかしてきたのです。
「もういいよ」と言ってあげたらいいのです。
そうすると、自分自身は、もうその因果を手放したのですよ。
もう来世、その思いの続きから人生をはじめることはないのです。
相手のために許すのではないですよ。
自分のために許すのです。
相手がその因果をどう解決するのか、それは相手の問題です。
相手の魂に任せておけばいいのです。
自分が気を揉まなくても、いずれ相手は、どこかの人生で深い後悔に打ちのめされ、許しを請うて号泣することになるのです。
それまで、決して自分自身の魂が自分を許すことはないのです。
だから、そのことをもう思い煩うことはやめにして、相手の未熟さを許し、「もういいよ」と言ってあげたらいいのです。
それは相手のためではありませんよ。
自分自身のために許すのです。
自分の未来のために許すのです。
以上です。
画像の花は、ルリカラクサです。
花言葉は「私はあなたを許す」
許すことが出来ずに、自分自身が病気になって苦しんでいる人がいます。
どうぞ、自分のために許して、自分の幸せのために許して、幸せに向かいましょう。
自分の人生のハンドルをしっかり握りしめて、ドライブしてください。
いつからでも、大丈夫です。
幸せに生きることに、役に立たない思いは手放してください。(^-^)
きっと楽しくワクワク😃💕幸せな人生になることでしょう。