「感情地図」キャロル・ライトバーガー セルフヒーリングの方法 

直感医療のキャロル・ライトバーガー

Healing happens with your help

P181 セルフ・ヒーリングの方法

ステップ1:思考を変える

治癒のプロセスの最初のステップは、考え方を変えることから始まります。

なぜ思考から?と思われるかもしれませんが、それは思考が精神状態を決めるもととなり、健康か病気かを決定して、あなたの性格、考え方、行動、またどんな人物になるかを特徴づけるからです。

たったひとつの考えがあなたのすべてを瞬時にかえりこともあります。

そして脳と体内の科学物質に変化を起こし、エネルギー体の流れや自分に対する感じ方を変え、魂が言葉や行動を通して伝えたいことを見つけられるかどうかにも影響を及ぼします。

マイナス思考をしていると全身の細胞に病気になるメッセージが送られ、正常な機能を邪魔され免疫力に支障が起こります。

その結果、細胞はウイルスや感染に弱くなり、健康な状態を維持する力を失うのです。

つまり、健康に有害な精神状態を作り出しているということです。

一方、プラス思考は、すべて順調であるという健康的なメッセージを魂、心、身体に送ります。

それによって免疫力が高まり、細胞が活性化されて健康のためによい環境が作り出されることになります。

思考は、安心感を覚えて自分の人生を管理できていると実感するという心の欲求と関係があります。

ではここで、思考を変えるために役立つヒントをご紹介しましょう。

◎自分の言葉に聞き耳を立てる。

自分に対するささやきは、自分の考え方を反映しています。

それに注意を払い、自分のライバルに対しても使わないような言葉はすぐに言うのをやめることです。

◎内なるナビゲーターを見つけ、その声に耳を傾ける。

これは意識でなく直感を指します。

前者はあなたの行動や失敗に対して小言を言ったり非難したりして、不安やストレスをもたらします。

求めるべきものは魂の声で、それはあなたを叱ったり、不安にされたりすることはありません。

あなたを励まし、触発し、可能性やわくわくした気持ちを引き出して、あなたに考え方を変えようと思わせるものです。

言葉や意識に基づいて行動することに慣れている人がこの方法を習得するには訓練と集中力が必要ですが、そこから得るものは非常に多いはずです。

◎退屈しないように気おつける。

退屈な気持ちはマイナス思考を表面化させる環境を作り出し、同じメッセージを繰り返します。

脳は怠慢になると、非生産的な思考時間を埋めるためにあらゆることをします。

充足感を得るためなら痛みや病気さえ作り出してしまうのです。

◎新しいことを学び続ける。

新しい知識を得ることは神経細胞の発達を促し、不健康な思考パターンに陥ったときに再編成するように脳に働きかけます。

心を鋭敏に保ち、脳細胞を刺激します。

読書をする、大人のための講座を受けるなど試してみて、心にかかったクモの巣を取り払いましょう。

精神的に広がりを持たせてくれるような新しい技能を身につけ、興味のある分野について深く掘り下げてみるのもいいでしょう。

◎創造性を表現する。

常に新しいことを考えているとき、脳は怠慢になったりマイナス思考に集中したりする余裕がありません。

創造性は心と魂を豊かにし、あなたの内なる技能や才能を実現します。

また慣れ親しんだものから新しいものへと思考を移動させ、精神的な高揚感ももたらします。

絵を描いたり、音楽を演奏したり、ものを書くことなど、右脳を使って表現することなら何でもかまいません。

創造性は環境が作り出せない自己表現を可能にし、人生を楽しむための余裕を生み出します。

◎削除できない問題はその見方を変える。

カール・G・ユングは「あらゆることを決めるのは、そのものの状態ではなく、私たちの見方だ」と述べています。

もし考え方を改めるのが困難であれば、その役割について見直してみましょう。

それを限界ではなくチャンスだととらえて新しい友達のように歓迎し、これから立ち向かう挑戦だと考えましょう。

◎選択する前に見直してみる。

この選択は本当に自分のためのものか、または人のためなのか、自分自身に聞いてみましょう。

決断が正しいかどうかはその答えが教えてくれるはずです。

自分の価値観や原則に基づき、自分自身にとって重要な選択肢を選んでください。

妥協したり自分の品位を傷つけたりするような選択はしないことです。

自己に対する満足感と自負心は、銀行の残高額や不当な目的で人に好かれることより何倍も大事だということを忘れないでください。

◎精神的なマンネリ状態から抜け出す。

慣れ親しんだことにばかり執着している人はいつもとちがったことに挑戦し、既成概念ね枠からはずれてみましょう。

反復思考とともに積み重なった精神的な散乱物が一掃され、探求したり創造したりする余裕が生まれるでしょう。

いつもとは違う道を通って家に帰ったり新しく興味のあることを開拓したりして、生活の中に好奇心を呼び戻し、予期せぬことを受け入れて、未知がもたらす驚きを楽しみましょう。

◎現実に対して総括的な見方を身につける。

恐れや偏見、信条によって現実に対する見方を制限しないように気をつけましょう。

これらは世界を安全で安心感を得られる場所だけに狭め、達成範囲を制限してしまいます。

その代わり環境が内的世界にどんな影響を与えているかを知るために、現実の世界を広げてみましょう。

自分が見たいと思う世界ではなく現実の本当の姿がわかるように、直感を使って物事をしっかりと観察しましょう。

そうすれば、人生から得られるチャンスを発見することができるでしょう。

◎問題点にこだわるよりも解決策を探る。

人生の目的は様々な経験をすることですが、そこには問題や困難が数多くついてくることがあります。

健康かどうかは問題点の数ではなく、それにどうやって対処するかによって決まります。

困難は耐えられないジレンマでなく、心を鍛えるチャンスだと考えましょう。

自分の問題が解決できれば、他人や自分以外の問題に振り回されることはなくなります。

あなたは自分自身の運命の担い手となり、良好な健康状態を助ける経験を引きつけるようになるでしょう。

ステップ2:態度を変える

コップの中の水は、あと半分しかない、いや、まだ半分も残っている。

あなたはどちらだと思いますか?

これはよく知られている質問ですが、あなたの態度をはっきりと言い当てる表示器のようなものです。

治癒プロセスの第2ステップは、態度を変えることです。

態度はあなたの人生に対する感じ方や周囲の人との付き合い方を決めるもので、健康状態にも大きな影響を与えます。

態度はプラス、マイナスのあらゆる感情を含み、多面的な特質を持ちます。

つまり、霊的には楽天的な見方ができても、健康に害を与えるような精神状態に陥っていることもあり得るということです。

治癒を可能にするためには、霊、精神、感情のレベルで肯定的であることが必要です。

態度は人生に対する見方を左右し、自己のイメージやふるまいに影響を与え、回復におけるプロセスに積極的に参加するかどうかも決定づけます。

前向きな態度な人は、勇気や強固さ、立ち直りの早さなど、人生における挑戦や障害に耐えるために必要な特質を体現できるでしょう。

否定的な態度の人は自分の達成能力を制限し、恐れやゆがんだ認識を作り出します。

あなたが自信に満ちているか被害者意識を持っているかは、あなたが一言も言葉を発しないうちに、その態度から周りの人に伝わるでしょう。

態度はあなたがプレッシャーに負けないで信念を持ち続けられるかどうかにも大きく影響します。

そして、生長し自己表現するという魂の欲求と結びついています。

では態度を変える助けになるヒントを見てみましょう。

◎自分の欲求に気がつくように心がける

感情を消耗させたり、複雑で時間のかかる分析をしたりする必要はありません。

仕事から帰って家族の注文に応じる前、数分でいいから静かな時間が必要だということを意識する、また罪悪感を持ったり周囲のことを心配したりしないで友達と過ごすことでもかまいません。

小さなことから始めればいいのです。

好きなことを楽しむことによって自分の欲求を優先してあげましょう。

◎感情に対する認識を再編成する。

感情とは健康的なものです。

魂はあなたが感じていることを教え、また妥協しているときもそれを知らせます。

怒りを感じていると健康に害を与えるので、今すぐ改善するようにとのメッセージを送ります。

あなたがどの程度妥協しているかも言い当てることができ、心の許容範囲が限界に達したことを伝えます。

怒りを感じたときは、自分や人に害を与えなくてすむよう、それを表現する手段を見つけましょう。

怒りが罪悪感、心配、憤懣などの感情と結びつかないように、うまく対処できるように心がけましょう。

◎泣きたいときはなく。

心の奥に埋めていた感情を解き放つために、ときには思い切り泣くことも必要です。

涙を流すことによって治癒物質が身体の隅々まで行き渡り、皮膚の傷の回復を速める効果さえあることが知られています。

また人生の困難に対しさらにうまく対処する助けにもなります。

◎周囲の人に親切にするのと同様に自分に対しても接する。

人には、見ず知らずの他人や親しい人には親切にしても、自分自身は大事にしないという興味深い特質があります。

反対に自分の無能さを批判したり、初めて何かを試したりするときでさえ完璧にやろうとします。

自分自身にスポットライトをあて、得意とすることに目を向けましょう。

忍耐強い態度を持ち、何かよいことをしたときは自分を褒めてあげましょう。

◎愛する。

それはパワーあふれる治癒力を持ち、態度を巧みに調整してくれるものです。

愛によって自分に対する客観的な見方ができるようになり、自分が愛にあふれ、人を大切にする素晴らしさを持っていることに気づくでしょう。

それは人生からのご褒美であり、与えるほどに授かることができる贈り物のようです。

バーニー・シーゲル博士は愛情について、とても的確にこう述べています。

「愛がある人は決して敗北者にならない」

◎自分を許してあげる。

人生には間違いや完全な喪失などなく、学ぶためのチャンスがあるだけだと信じることができれば、自分を許すことはずっと簡単でしょう。

弱さや不完全さを含めたあるがままの自分を受け入れましょう。

そうすれば魂、心、身体が再び結びつき、心のエネルギーが全身に流れて治癒メッセージが各細胞へ運ばれます。

自分を許すことは究極的な自己愛の現れです。

◎もっと笑う。

楽しく笑っているときに否定的な態度を保つのは難しい(または不可能)でしょう。

笑いは健康にもよい影響を与え、肺、心臓、脳、筋肉を使うので一種の体内運動と言えます。

面白い本を読んだり、笑える映画を見たり、子供たちと過ごせる場所に行ったりしてみましょう。

子供がどれだけよく笑い、またどんなことを楽しいと思うかにも注意を払ってみてください。

そしてあなた自身も、案外単純なことを笑っていることに気づくかもしれません。

◎感謝する態度を心がける。

感謝の念は心を開き、愛の治癒エネルギーで身体を満たします。

人生の中で真に大切なことは何かを思い出させ、プラス思考だけを生み出して、人をしあわせな気持ちにしてくれます。

感謝することによって誰にたいしても親切になり、物事の正しい面、良い面に目を向けるようになります。

ささやかなことに価値観を見出だし、自分が与えられたものに対して感謝するでしょう。

ありふれた日常生活が送れることに畏怖、驚き、喜び、そして高揚さえ感じることがあるかもしれません。

感謝の気持ちは気分をよくして健康を促進し、魂に益をもたらしてくれるのです。

◎絶対にあきらめない。

苦しいときや魂が暗闇をさまよっているときでも、希望を捨てないでください。

希望のあるところに恐れは存在しないからです。

治癒プロセスでは、希望は医者が提供する治療法よりも効果を発揮することがあります。

そして人生のあらゆることに直面する強さと、品位と自信を持ってそれに立ち向かう力を与えてくれるのです。

◎治癒日誌をつける。

過去の心の傷を癒す一番効果的な方法は、それをはっきり見極めるために表面化することです。

古傷や強い感情が長い間脳に閉じ込められていると知らないうちに大きくなって、改善することができなくなってしまいます。

そして誇大化された、不自然な行動やゆがんだ自己認識を生み出します。

治癒日誌をつけることによって、あなたが抱える恐れ、傷、不安、誰にも話したくない過去の出来事などを言葉に置き換えることができます。

内に秘められたことをさらけ出すのです。

書くという行為は当時あなたが感じたことや今の気持ちを、鋭い剣のひと振りのように前に押し出す力があります。

昔の経験が自分にどんなダメージを与え、今もまだその影響が残っているのかに気づくと同時に、心が傷つくのを恐れずに不随していた感情を解き放つことができます。

ステップ3:パターンを変える

治癒プロセスの最後のステップは、一歩下がって自分自身の行動の観察者になることです。

これはプロセスの中で一番簡単なことかもしれません。

自分の習慣、安心感を与える範囲、コア・テーマ、性癖について突然はっきりとわかり、これらが作り上げたパターンにも気づくようになります。

けれどもここから治癒プロセスを始めても問題の解決にはなりません。

痛みを解き放ち、ストレスを対処する助けになるのはたしかですが、もともとパターンを作り出したものを治癒することにはなりません。

だからこそステップ1から始め、思考の根源を見つけることが非常に重要なのです。

とは言っても、パターンの作り出す唯一の原因を簡単に見つけ出すことは困難です。

脳が同類と見なすほかの思考によって、長い間、心中に埋められてきたのです。

パターンを特定することの大きな利点は、自分が探していた概念だけでなく反復行動の

裏に隠されたあらゆる思考を見つけ出し、改善点に集中することができることです。

自分に制限を課していると思うパターンを考えてみてください。

例えば、あなたはいつも時間に遅れ、それが個人的な人間関係の障害となったり、職場での昇進を邪魔するほど大きな問題になったりしている可能性はないでしょうか。

ここで観察者の立場から状況を考えてみましょう。

あなたは遅刻せずに、ときには約束の時間より早いときもあることに気づくかもしれません。

ではその違いは何でしょうか。

遅刻するときにはその裏にどんな考えがありますか?

したくないことをしているので憤慨しているかもしれません。

では、時間を守るときはどうでしょう。

自分がしたいことを反映しているからですか?

この違いがわかれば、考え方を変えてパターンを改善するのは簡単です。

人のためではなく、自分のために行動するのです。

人と結びつき、愛されていると実感するという身体の欲求はパターンと結びついています。

では、パターンを変えるためのヒントです。

◎自分のパターンに注意を払う。

それに気がつけば、そのまま維持したいものと変えたいものを意識的に選ぶことができます。

◎親しい友だちとグループをつくる。

生活を充実させ、周りから新しいことや今までとは違う活動に参加するよう励まされるかもしれません。

友だちは、感情、恐れ、悲しみ、内に秘めた願望、夢、目標を、恐れや仕返しを気にせずに話せる安心な居場所となるでしょう。

自己認識を広げ、あなたのしていることが間違っているときは教えてくれるはずです。

孤立しているとき、健康を維持するのは困難です。

クラブや団体に所属する、仲のよい友人に囲まれているなど、親しい人間関係を長年築いている人は長生きし、健康な生活を送るということは数多くの研究結果で明らかになっています。

◎人の手助けをする。

人のために手を差し伸べることは、精神のマンネリ化から脱出するための最良の方法です。

人を助けるという行為は脳と密接な関係があります。

誰かのために行動すると治癒メッセージとエンドルフィンが伝わります。

人は孤立して生きるように作られていません。

健康でいるためには人とつながり、人生に関わる必要があるのです。

自分の価値観や目的に合う団体や組織に所属し、時間、お金、または自分にできることを提供しましょう。

人助けの効能は自分自身も鼓舞することができる点です。

◎新しいことに挑戦してみる。

毎週ひとつ新しい料理を作ってみる、髪型を変えてみるなど、生活に変化をつけましょう。

マンネリに陥り、古いパターンに慣れきっているときは一番楽な道を選んでしまうものです。

メニューからいつもと違った料理を注文する、行きつけの店ではなく新しいレストランに行ってみるなど、思い切ってやってみましょう。

◎1日の中に遊びを取り入れる。

遊びや楽しみがないと日常生活は退屈になります。

自分の好きなことをする時間を作り、娯楽の時間を味わうようにしましょう。

娯楽はストレスを発散し、大人としての責任に不随するマイナス面を相殺して、治癒力にも効き目にも大きな差を生じさせます。

心に笑顔をもたらすことができれば、実際に笑ったり喜んだりすることもたやすいはずでしょう。

また楽しいことがあると人生を真面目に考えすぎないようにもなります。

◎自分らしく生きる。

周りと同じようにふるまうよりも、みんなとはチガウ自分らしさを見つけ、それをもとにして慣れ親しんだパターンを変える刺激剤にしましょう。

人とは違う個性を持ち、自分らしく生きている人と付き合ってみましょう。

その人たちをよく観察して、尊敬できるところを見つけるのです。

しっかりとしたビジョンを持っている人、思慮深い人、芸術家や活動家など自分の道を信じている人は、あなたにもそのような生き方ができるよう、助けとなってくれるでしょう。

◎自分についてよく知るように努力する。

自分自身を知ることはパターンを変えるスピードアップに一番効果的です。

自分の性格や、自分はなぜこのように考え行動するのかについて理解するように心がけましょう。

自分の才能が発揮できる活動に従事し、どうやったらそれを伸ばせるかを探るのです。

新しいことは覚えられないと考えるのはやめましょう。

正しい動機づけがあれば、誰でも新しいことを学ぶことができます。

何が自分をその気にさせるのか、それをよく知ることです。

◎自然の中で過ごす。

今、あなたは自然界の観察者として、人生にもサイクルや潮の干満があることを理解し始めているでしょう。

自然界に存在する万物はその象徴であり、それぞれ異なっているのに結びつき合っています。

生命の純正さと簡潔さを観察し、環境の各部がありのままの姿、最良の状態でいようとしていることがわかり、成長には時間がかかり、あらゆる過程にはそれぞれのペースがあることにも気づくはずです。

◎前に向かって進み続ける。

動き続けていると、あらゆることが瞬間から瞬間へ変化し続けていることに気づきます。

動くのをやめると変化も止まり、まるで水のように沈滞しよどんでしまいます。

動きなりではダンスも、仕事も、遊びもできません。

動きによってエネルギーがエネルギー体内を流れ続け、内外の世界を結合させます。

動くことは生きることであり、魂、心、身体のためにも有益で慣れきったパターンを壊してくれます。

身体が教えてくれること

病気とは、その独特のやり方で多くのことを教えてくれる偉大な教師のような存在です。

何かが病気を引き起こしていると、病気が注意を促してくれますが、私たちが治癒を望むなら、その原因を見つけ出して取り除かなければなりません。

生活の優勢順位は外的環境の要求から自分の内側の世界の要求へと直ちに変わります。

私たちは病気によって人生に重要なことは何か思い出し、自省や回顧をするようになるのです。

そして私たちはみな治癒力を内に秘め、ガンや命に関わる病気を治せるほどの力があることに気づきます。

一方このような大仕事を成し遂げるには、魂、心、身体の要求を満たすことを忘れさせるような美辞麗句を捨て去らなければならないことも教えられるでしょう。

そして人は、人生の本当の目的を思い出すのです。

○人生を満喫する。

○傷つくことを恐れずに愛する。

○よく笑い、よく遊ぶ。

○経験から学ぶ。

○自己認識を広げるために学んだことを使う。

○環境が課す制限から自由になる。

○個人として成長し、霊的に進化する。

○人生経験から学び繁栄する。

病気は様々な方法で魂と霊的特質を結びつけ、心と身体をつなぎます。

そして同時に私たちに軌道修正するチャンスを与え、本来の姿を思い出させようとするのです。

環境によって作られた姿ではない本当の自分を思い出したら、病気の根源となる思考、感情、信条、コア・テーマを変える勇気と自信を持って進む心構えができ、治癒によって自分が望む生き方や健康状態を作り出すことができるでしょう。

ヘンリー・デイヴィッド・ソローは、治癒プロセスについて次のように語っています。

「人は自信を持って望む方向に進み、夢みた人生をいきようとしたりしたとき、常識では思いつかない予期せぬ成功を収めるだろう。

何かを捨て去り、目に見えない境界線を越えるとき、その人の中に普遍的で自由な新しい摂理が築かれていく。

もしくは、古い摂理をさらに広げ、もっと自由な感覚で自分に合うように解釈し、さらに高い次元で生きる方法を手に入れるだろう」と。

以上です。

良かったら、ご参考に(^-^)

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