腹をくくれば、道は拓ける

映画を見てから、本屋さんへ。

やはり、空海さんの本が気になって買いました。

とても読みやすい本です。

著者は、寺の長男として生まれたものの、「坊さんだけは嫌だ」と子供心に決めていました。

バブルのころに、いろんなアルバイトをしたり、高級車やブランド品を買ってみましたが、どこか恥ずかしさがついて回るのです。

(こんなものおまえには似合わないぞ)

もう一人の私が耳元でささやくのです。常に頭の中をかすめ、日増しにその思いが大きくなるのです。

気づくと父の前に正座していました。

そこから、仏門に入り、修行をし、本をかくようになりました。

空海の多くの言葉と解説が掲載されています。

あとがきから、

太陽の光、月の光、雨、土……すべて無償です。

妻や子供ぬも無償の愛を捧げる。

懸命に働いて世の中に命を捧げる。

「働く」とは、「人が動くこと」。

「動く」とは、行動すること。

行動とは、「修行」することなのです。」

まさに、「腹を括れば道は拓ける」の心境です。

以上です。

「腹を括れば道は拓ける」という言葉で、私は、「腹を決める」という言葉を思い出しました。

私が慣れない仕事に就いた時に、先輩から言われた言葉です。

ずっと心に残っていて、教えてくださった、Sさんにとても感謝しています。

私は、昨年の8月いっぱいまで、花火屋さんで4年間働きました。

20数年間のアパレルの仕事を辞めてから、派遣でいろんな仕事をしました。

居酒屋さんでも3年程アルバイトしました。

居酒屋さんの仕事を辞めて、実家に帰り、仕事を探した時に、これからは地元に貢献したいと思い、近くにある花火屋さんで働くことになりました。

花火屋さんは、めちゃめちゃ大変なんです。

どんな仕事もその人の見方や考え方で、めちゃめちゃ大変にも、めちゃめちゃ楽しくもなります。(*^-^*)

何が大変かというと、火薬を扱っているので、火気厳禁なのです。

ですから、クーラーや扇風機は使えないので、冬はめちゃめちゃ寒く、夏はめちゃめちゃ暑いのです。

夏はめちゃめちゃ暑く、汗がしたたり落ちます。

当然化粧は落ちるので、しなくなりました。

そして、今までしたことのない、製造作業です。

流れ作業ではなく、いろんな細かい作業があります。

重いものを持ったりもします。

火薬を扱う時は摩擦で、発火したりしないように注意します。

花火屋の仕事を始めて少ししたころに、20数年先輩の女性から、「腹を決めない❗」て、言われました。

20数年先輩から見たら、とても危なっかしく見えたのでしょう。

確かに、自分でも、いろいろ戸惑うことがいっぱいありました。

「腹を決めない❗」と言われて、本当に良かったと思いました。

そして、私は、「腹を決めた❗」

腹を決めたら、いろんなことがとても楽しくなりました。

苦手な作業が楽しくなりました。(*^-^*)

不思議ですね。

同じ作業をしても、人それぞれ、考え方が違います。

得意不得意ありますし、ものの見方もそれぞれちがうから、細かく見ると、よくわかります。

そして、腹を決めると、他の人から信頼してもらえます。

もちろん、腹を決めることで、自分自身を信頼でき、自信もできますからね。

そして、2年程経った時に、会社に小学生か社会見学に来ることを知り、何かお土産にできたらいいなと思い、花火の玉皮で飾り物を作るようになりました。

社会見学にきた小学生に玉皮飾りをあげたら、とても喜んでもらい、模造紙にお礼の言葉と、みんなで玉皮飾りを持った写真も貼って会社に持ってきてくださいました。

それから毎日のように、家で玉皮飾りを作るようになりました。

今では、それが私の仕事になっています。

花火屋さんを辞めて、「遠隔浄化と玉皮飾り」で、独立するときも腹を決めました。

スペイン巡礼の旅に一人で行く時も、腹を決めました。

最近では、小さいことかもですが、確定申告のことも腹を決めることで、苦手なことが克服できました。

思い返せば、全て自分で考えて、自分で決めていました。

自分で決めたのだから、上手くいっても、いかなくても全て自分のせいです。

本当に「腹を決める❗」ていいこどだと思います。

花火屋さんで働かせて貰って本当に良かったと思っています❗❗

多くのことを学ばせていただいて、本当に感謝しています。

「腹を括れば道は拓ける」のです❗

「腹をくくる」で検索してみたら、心屋さんの記事がありました。

「腹をくくる、腹を決める、覚悟する」

それはいいことがあっても、悪いことがあっても全部うけとめると決めるということ。

チャレンジして

パターン崩して

怖いこと、苦手なことに取り組んだとき

失敗しても、笑われても、おこられても、嫌われても、

悲しい思い、イヤな思い、悔しい思い

そんなもの全部「受け止めると決める」

それが覚悟

ボクサーが強烈なパンチを腹に受けても、耐えられるのは、

「来るのがわかっていて」「腹を決めて、力を入れて構えている」から、

構えていると

相当な強さでも

受け止められるらしい。

逆に、頑丈な人でも、寝込みを襲われると弱いもの。

腹をくくる、腹を決めるとは、

そうやって、

腹にぐっと力を込めて、

やってくる出来事

いいこと、悪いこと、全て受け止める

そう「決めた」とき、やってくる困難を受け止められるのです。

腹をくくろう、腹を決めよう、もうにげないで。

それで、人生は、変わる。

腹がくくれないと、こんな考えになる。

僕もずっとそうだった。

うまくやろう、無難にやろう。

波風立てずに、苦労せずに人生の海を渡ろうとか、

傷つかずにうまくやろうとか、

お金をかけずに儲けようとか、

戦わずに守ろうとか、

リスクを取らずにメリットだけ手にしようとか

ではなく、

腹がくくるとは、

両足を踏ん張って

腹に力を入れて

目を閉じ、息を整えて、

意識を集中して、

どんとこい、困難、称賛も来い❗

と受け止める、そんなこと。

そえ、グランディング。

すると、荒波が無くなってくる。

悩みや苦しみがゲームに変わっていく。

だから、心穏やかに人生を楽しめるのです。

心穏やかな人は、悩みがないのではなく、

静かに、

受け止める覚悟をしているだけなのです。

だから、こんなのに、心理療法がどうなのかとか、

どのテクニックがとか、

潜在意識がとか、

とは全く次元の違う世界だと思うのです。

僕が伝えたいのは、むしろ、こちらの「あり方」です。

「決める」のは、潜在意識じゃない「意識」です。

「自分で」「自分が」選ぶのです。

それが自分の「生き方」です。

それが、自分を生きるということ。

そして、僕もまだまだ、腹をくくれないものがある。

一緒にやろうぜ。

以上です。

良かったら、参考にしてください。

腹をくくるとは、自分の人生のハンドルを自分でしっかり握りしめていくということです。

Keep on going ❗ (*^ー^)ノ♪

神田

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