アナスタシアロシアの響きわたる杉シリーズ9「アナスタ」から抜粋させていただきます。😊
p15
「病気とは、神と人間の真剣な対話なの」
「創造主は、あなたと共に痛みを味わいながら、あなたの生き方に誤ったところがあることを知らせている。だから、生き方を変えればあなたの痛みはなくなり、病気は消えていくわ」
p16
彼女は自分の遺伝子から、最初に創造された人間や先祖が蓄積した知識や経験、味わった感情などの情報を自由自在に取り出せるのだ。
そして言うまでもなく、未来の光景に関しては、彼女が望む未来をかたどって見せることができるのだ。
p21
シベリア杉の実は、農耕こそが我われ人間の進化の成果であり証明であるという学者たちの意見を完全に打ち消すものでもある。
そもそも、農耕は人間が自然についての知識を失い、生き方を変えてしまった結果、生まれたのだ。
現代人が額に汗をかきながら日々の糧を得なければいけなくなったのも、人間が自然についての知識を失ってしまったからだと言える。
p34
各家庭は1ヘクタールまたはそれ以上の土地を入手し、未来永劫続く「一族の土地」「家族のための祖国」として、自給自足が可能な楽園へと変えていかなければならない。
整備のされ方を見れば、所有者の人となりや大切にしているものがわかるような土地だ。
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当時の新郎新婦は、婚礼の日までの時間を使って、これからふたりで築き上げる一族の土地についての緻密な設計図を意識の中で創造していた。
そして婚礼の日になると、その構想が、両親や親族、友人たちの参加のもと、わずか数分間でその場に具現化されていたのだ。
私はこの婚姻のならわしこそが、この千年紀で最大の発見だと思っている。
この方法なら、新郎新婦が家と園が付いた一族の土地を結婚式を挙げたその日のうちに手に入れることができるからだ。
アナスタシアは、そのような方法で創造された新郎新婦の一族の土地から愛が離れていくことはなく、むしろ愛が年々強まるのだと断言している。
その理由を「ふたりはお互いを見るたびに、ともに創造した美しい一族の土地と、そこに生まれてくるわが子を潜在意識に思い浮かべるようになるから」と説明している。
そしてその発言に疑いを挟む余地はない。
なぜなら、誰にとっても、世界で一番心が落ち着く場所は自分の小さな祖国であるわが家だし、世界で一番かわいく誰よりも愛らしい子どもは、わが子なのだから。
さらにアナスタシアはこうも言っている
「すべての人々または大部分の人々が一族の土地を創造しはじめ、そこを楽園のオアシスへと変えていったら、地球上に山積する問題のすべてが一掃される。
地上には自然災害や戦争が起こらなくなり、人々の精神世界に変化が起きて、新しい知識と能力が開花してゆく。
これにより、人間は地球で創造してきたものと同じような、美しい未来を他の惑星にも創造できるようになる」と。
p36
まずは自分たちで地球を美しく整備し、言葉ではなく生き方で自分たちの精神性を表現しつま、己の精神世界に変化を起こす必要があるということなのだ。
p37
「この宇宙の果てはどこだ?そこへたどり着いたとき、私がすべてを自らで満たし、意識したものを創造できたときに、私は何をすればいいのだ?」原初の人間が神に問いかけ、次のような答えを受け取った。
「息子よ、大宇宙は意識である。意識によって夢が生まれ、夢の一部は具現化する。おまえがすべての果てに到達したとき、今度はおまえ自身が新しい始まりの意識となるのだ。おまえとおまえのほとばしる希求、魂と夢を映しながら、無から新たな意識が誕生する。私の息子よ、おまえは無限であり永遠、おまえの内に創造の夢がある」
p38
一般的に、宗教的儀式では行動や言葉に標準化した形式をもたせ、参加者全員が絶対的にそのとおりにすることが求められる。
一方で、一族の土地に必要なのは、独創的な美しい区画の構想を具現化しようとする、一人ひとりの熱意と創造性だけだ。
多くの人がアナスタシアに感謝の気持ちを抱くのは、きっと、創造者であろうと希求する己の魂を目覚めさせてくれたからであろう。