宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」

宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」を見ました。

ああこうきたか、すごい✨✨✨..

とても霊的な印象が強く、私には解りやすく素晴らしい映画だと思いました。

美容院に行った時にこの映画の話になり、見に行った人はみんなこの映画の良さがわからないと言っているそうです。

ネタバレですが、榎本先生がブログに掲載していますのでぜひ読んでください。😊

2023/8/27 宮崎駿監督〖君たちはどう生きるか?〗の意味

デイリールーツファインダーから抜粋

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眞人の父親は戦闘機のキャノビー(操縦席の防風)を作っている会社を経営している。

要するに軍事産業の社長であり、いわゆる死の商人なのであった。

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母の死....因果応報

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「13個の石(意思)」でこの世に影響を与える力を手にしたのなら、大叔父は何も死の商人になることはなかった。

しかし「13個の石(意思)」には悪意があったため、そのような世界を創造してしまった。

そしてその悪意のためにその大叔父の創造したこの世はまもなく滅びるのだという。

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大叔父の石(意思)には意思があったため、戦争のある世界を創造してしまい、人々は殺しあうが自分は、膨大な資産を築ける世界にしてしまった。

しかしその世界はまもなく滅びる。

大叔父は自分の過ちに気付いた。

だから眞人のために「悪意のない」13個の石(意思)を用意する。

そしてどうか自分のあとを継いで、この「悪意のない石(意思)」を使ってよりよい世界を作って欲しいと託す。

しかし眞人は13個の石(意思)を受け取って世界を創造する前に、自分の中に悪意があると認めた。

その彼なら、「悪意のない」13個の石(意思)で新しい悪意のない世界を作ることができるのではないか。

大叔父の世代、父親の世代では、悪意のある石(意思)を使って悪びれず軍需産業を興し、死の商人として大金持ちになって、我が世の春を謳歌した。

しかし、そのやり方では世界がもたない。

もう限界に達した。

悪意のある石(意思)を使った大叔父や父親のちを受け継ぐ眞人がいつの間にか悪意を身に着けていたとして、それは仕方のないことだ。

その世界に生まれて、その世界で成長するしか眞人に選択肢はなかった。

しかし

今は違う。

大叔父が苦労して「悪意のない13個の石(意思)」を用意してくれた。

眞人よ。

どうかそれを受け取って、悪意のない世界を作ってくれ。

なぜ主人公の少年の名前は眞人なのか?

大叔父や、父、すなわち私たちの世代は、他社の命を顧みず、自分の利益を追及する悪意のある人だった。

私たちは真の人間ではなかった。

どうか眞人(まひと)には眞(まこと)の人になってもらいたい。

そう願っての眞人(まひと)だろう。

私たちは永続する世界を作れなかった。

それは私たちの意志に悪意が含まれていたからだ。

君たちはどう生きるか?

それがこの映画の意味だろう。

以上です。😊

いろいろ検索すると、宮崎駿の父親が戦時中、戦闘機?キャノビーなどをつくる工場の常務だったそうで、自伝的要望が大きいようです。

昨年亡くなった私の父の名前が眞人だった時がありました。

直人→眞人→真人

なぜか役所の中で変わっていました。(笑)

そのこともあり、この映画は3回観てしまいました。

同じ映画を3回も見たのは初めてです。

2023/9/12 君たちはどう生きるか

お母さんの石段の思い出~

2018/3/4 君たちはどう生きるか

おじさんのノート~人間の悩みと過ちと偉大さについて

のブログもぜひご覧ください。

意思...何かをしようとするときの元となる気持ち

意志...ある物事を成し遂げようとする積極的な意欲

君たちはどう生きるか?

今日また観たくなり、4回目観に行きました。😆😆😆😆

結局毎週観に行ってしまった(笑)

「君たちはどう生きるか」主題歌も最高✨

地球儀    作詞作曲 米津玄師

僕が生まれた日の空は  高く遠く晴れ渡っていた

行っておいでと背中を撫でる  声を聞いたあの日

季節の中ですれ違い  時に人を傷つけながら

光に触れて影を伸ばして  更に空は遠く

風を受け走り出す  瓦礫を越えていく

この道の行く先に  誰かが待っている

光さす夢を見る  いつの日も

扉を今開け放つ  秘密を暴くように

飽き足らず思い馳せる  地球儀を回すように

僕が愛したあの人は  誰も知らないところへ行った

あの日のままの優しい顔で  今もどこか遠く

雨を受け歌い出す  人目も構わず

この道が続くのは  続けと願ったから

また出会う夢を見る  いつまでも

一欠片握り込んだ   秘密を忘れぬように

最後まで思い馳せる  地球儀を回すように

小さな自分の  正しい願いから始まるもの

ひとつ寂しさを抱え  僕は道を曲がる

風を受け走り出す  瓦礫を越えていく

この道の行く先に  誰かが待っている

光さす夢を見る  いつの日も

扉を今開け放つ  秘密を暴くように

手が触れ合う喜びも  手放した悲しみも

飽き足らず描いていく  地球儀を回すように

この道が続くのは  続けと願ったから🌎️✨

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