病院に行って、薬をいっぱいもらって、何も疑いもせずに飲んでおられる方がほとんどです。
今まで出会った薬を飲んでおられる方で、薬の副作用を自分で調べた上で飲んでいるという人は、なぜか一人もいません。
多剤併用について解りやすく書いている本がありますので、抜粋させていただきました。
「このクスリがボケを生む!」 日本人のボケは半分クスリが原因
ケモブレインにならない13の知恵
著者 近藤誠がん研究所所長 近藤誠
p208
◎多剤併用ーーー3剤以上飲むなら要注意
1日に何種類ものクスリを飲むことを「多剤併用」といいます。英語には「ポリファーマシー」という言葉があり、世界共通の問題です。
何種類から「多剤」というのか。5剤なのか10剤なのか、統一的な定義はありませんが、「5剤以上」とか「5剤を超えたら」(つまり6剤以上)と定義するものが多いようです。
ぼくは「2剤を超えたら」多剤併用と考えています。理由は、多くのクスリを必要とするケースはほとんどないからです。
別の理由は、2剤で生じうる相互作用はある程度わかっていて、添付文書にも注意を促す記載がありますが3剤以上の場合に生じる相互作用については皆目わかっていないからです。
くわしくいうと、クスリの数が増えるほど意外な副作用が増加することはわかっています。しかし3剤以上の場合、どういう組み合わせでどういうことが生じうるかは不明なのです。
多剤併用は、心筋梗塞や脳卒中など病気を発症した人でも、もともと健康なのにクスリを飲み始めた人でも見られます。
副作用は、病気があろうとなかろうと、同じように生じます。したがって、クスリの必要性は人によって異なりますが、多剤併用の危険性は同じです。
◎多剤併用はとくに深刻な問題
なぜ多剤併用が生じるのでしょうか。
最大の原因は、クスリなしには医療機関がつぶれるからです。
たとえば健康診断で、血圧やコレステロールなどの検査高値を指摘され、近所のクリニックに来た人を考えてみましょう。この場合に医師が、
「ああ、この程度の値だったら問題ありません。クスリは不要ですね。お帰りくださって結構です。」
ということは、絶無ではないにしても、ほぼありえません。そんなことをしていたら、患者は増えず、クリニックは傾きますし、病院の勤務医なら解雇されるでしょう。
そこで医師は、
「これは問題ですね。値を下げるためにクスリを飲みましょう。また来てください。」
と伝えることになります。こうすれば定期的に来院してくれるし、その度に検査ができて、処方箋を書ける。患者がその処方箋をもって「専門薬局」へ行けば、医師はいろいろな特典が期待できるし、その薬局は医師の身内が経営しているかもしれない。
別の理由は「ガイドライン」です。こういう病気や症状には、こういう検査をして、こういうクスリを出したらどうか、という各医学会がさだめた「指針」です、たとえば高血圧には「高血圧治療ガイドライン」、血糖高値には「糖尿病診療ガイドライン」、高コレステロール血症には、「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」があります。
これらガイドラインには、検査高値にはクスリを使えと書いてあります。ーーーガイドラインに頼りきっている医師は、クスリを処方するしかないですね。
でもこれまで解説してきたように、クスリで死んだり、ケモブレインが生じるのは、ガイドライン通りに治療をした結果です。つまり各ガイドラインが間違っているのです。
◎クスリを増やしたがる医師たち
ともかくクスリ飲みはじめると、なんやかやと副作用がでるものです。ーーーその症状を医師に訴えると、きまって別のクスリが追加されます。最初に処方したクスリをやめてみるという発想がない。
あるいは副作用がでると、同じ病院内の別の診療科に紹介される。そしてそこでもクスリをだされる。ーーーこうして一度飲み出すと、クスリの数が雪だるま式に増えていきます。
………….
◎クスリ信仰の信者になるな!
患者の側にも問題があります。
医療信仰、クスリ信仰が度をこしているのです。
それでクリニックを訪ねてクスリがでないと、「なんだクスリもでないのか」と、むくれる人がいる。
処方されたクスリはすべて律儀に飲み、そしてケモブレインになって判断力が落ちても、どういうわけかクスリ信仰だけはなくならない、
こうして患者はクスリを飲み続けるわけです。
以上です。
良かったら参考にしてください。
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