緑内障かもしれないというKさまの遠隔浄化をお受けしています。
とてもわかりやすく、書かれている本を見つけましたので、
「緑内障の最新治療」眼科専門医 平松類 著 から抜擢させていただきます。
P17
「緑内障気質」という言葉があります。
「緑内障気質」とは緑内障になりやすい性格のことをいいます。
細かいことにまで気を配り人に対する配慮がある性格です。
言われたことはきっちりと守って、約束を守ります。
そのため仕事で成功している人も多いです。
一見すると素晴らしい性格です。
しかし裏を返すと、細かいことを気にしすぎてしまい、気にしても仕方がないことまで気になってしまいます。
人の気持ちを考え過ぎてしまい、自分のことを優先できないことがあります。
また、一回気になるとずっと気になってしまい、ストレスが非常にたまりやすい性格です。
このストレスが緑内障に良くないと言われています。
この緑内障気質というのは周りの人から見ると、とても良い気質ですし、重宝されます。
しかしひとたび緑内障という病気になると、この気質がさらに病気を悪くしてしまいます。
楽観的に「大丈夫だ、どうにかなる」とは考えられず、悪いことを考えてしまうのです。
非常に日本的な考え方でもあります。
けれどもあなたの人生です。
人に気兼ねしすぎて病気を悪くするのはつまりません。
その点を考えていただければと思います。
70代の女性で緑内障の患者さんがいました。
お嫁さんとの折り合いが悪く、頼りの息子さんもお嫁さん側についていて助けてくれません。
以前は息子さんとお嫁さんが近くに住んでいて、定期的にお孫さんにも会っていたのですが、少しだけ離れたところに引っ越してしまいました。
そのため孫にもなかなか会わせてもらえません。
お嫁さんに会うと文句ばかり言われてしまいます。
「失明しても面倒はみないよ」と冷たい言葉をお嫁さんに言われてしまうのです。
けれどもその方は「不満はあるけれど息子が選んだ嫁だから仕方がない」と我慢されていました。
そんななか、緑内障の状態が悪くなりそろそろ手術も検討しょうかとお話ししておりました。
息子さんやお嫁さんも診察に来てくださり、病気について詳しくお話ししました。
そうすると、どうしたことか状態がよくなり、手術の必要がなくなったのです。
なにが起こったのか聞いてみました。
私が説明した後、ご家族でいろいろと話し合ったそうです。
お嫁さんは「このまま仲良くすると、将来介護までお願いされそうで怖かった」と話してくれたということです。
知り合いに失明した人がいて、その家族がその人を介護する様子を見て、大変だから、あてにされないように必死にやっていたということです。
息子さんはてっきりお嫁さんがお母さんのことを嫌っているのかと思っていましたが、実はそうではなかったのです。
その方はかなりしっかりされた方でした。
蓄えも十分あり、また人望もあるため近所の方のサポートも期待できる方でした。
将来入る施設などもすでに目星がついており、むしろ「息子夫婦には世話になりたくない」というお気持ちでした。
今回の病気のことをきっかけに、それぞれが言えなかったことを正直に言い合えたのでした。
そうすることでみんなの中のわだかまりが取れたということです。
最近ではお孫さんともよく会っているし、お嫁さんが忙しいときはお孫さんの面倒を見てあげているということです。
ストレスは人間によくないのだなとつくづく考えさせられた出来事でした。
しかし、私やあなたの主治医があなたの家庭に入ってストレスを消すことはできません。
それができるのはあなただけであることをわかって欲しいのです。
それ以外に緑内障になる原因としては、近視や遺伝、目のケガ(打撲)、糖尿病、年齢などがあります。
近視—近視がある人の方が緑内障になりやすいです。近視は近くを見ているとなりやすい。つまり、近くを見ていたことが緑内障につながったのかもしれません。
遺伝—家族が緑内障だとあなたもなりやすいです。
目の打撲—目をぶつけたことが原因でなることがあります。
糖尿病—糖尿病を原因として緑内障になることがあります。
年齢—40歳以上で20人に1人、70歳以上で10人に1人は緑内障になります。
以上です。
内面の考え方が、身体に出てきます。
介護の問題は、する方も、される方も、とても大変です。
介護をしたり、されたりがないように、お互いに元気で長生き出来るように日頃から、お互いに依存せず、お互いの自由を尊重していきたいものですね。
近視の方も、近視になる原因があります。
コミュニケーションと遠隔浄化を繰り返すことで改善していきます。
一歩一歩、明るい未来に歩いて行きましょう‼️