『日本人には塩が足りない』 ミネラルバランスと心身の健康

自然食品店なずなで見つけました。✨

『日本人には塩が足りない』ミネラルバランスと心身の健康

著者 村上譲顕

から抜粋させていただきます。

塩不足はさまざまな症状を引きおこします。(塩不足は下記のような症状の原因になりますが、塩不足だけが原因とは限らないので、ご留意ください)

▪冷え性

▪下痢

▪立ちくらみ

▪手足のしびれ

▪熱中症

▪無気力

▪対人恐怖症

▪骨がもろくなる

▪朝起きられない

▪風邪をひきやすい

▪低体温

▪腸内環境の異常

▪免疫の低下

▪便秘

▪アトピー

▪生理痛、子宮内膜症、生理不順、不妊

▪食欲不振

▪しゃっくり、げっぷ、吐き気

▪胃下垂、胃弱、胃潰瘍

▪貧血、低血圧、めまい

▪頭痛、肩こり、腰痛

▪動悸、息切れ

▪性欲減退、インポテンツ

▪抜け毛、フケ、歯ぐきからの出血

▪筋力低下

▪ストレスに弱くなる、こわがる

▪ 物忘れ、認知症、うつ、ひきこもり

▪視力低下、ドライアイ

▪熱中症、むくみ

p25

果物はカリウムが非常に多いですから、食べすぎるとナトリウムが相対的に不足するようになります。

塩の主成分は塩化ナトリウムですから、カリウムをとりすぎると、体の中では塩不足を引きおこすのです。

子どものころからずっと私を悩ませた不調の原因は、こうした食生活が導いた「塩不足」にあったのです。

まず私を悩ませつづけた貧血。

その勉強会で、果物や甘いものをそんなにとりつづければ、塩不足になって血が薄くなるのは当然だと説明されました。

それから冷え性。

気候の温暖な地域に住んでいたのに、私はひどい冷え性でした。

これも塩の不足によるものだというのです。

胃弱や胃下垂というのも塩不足だといわれました。

骨が弱かったのもそうです。

中学二年のとき、運動会の騎馬戦で押し倒されて、手をついて骨を折ったことがあります。

別に骨が折れるほどのことではない筈なのに、かんたんに折れてしまったのです。

骨というのはカルシウムだけでなく、いろいろなミネラルを貯蔵する役割もあるのです。

当時の私は、果物や甘いものの食べ過ぎで、血液中のナトリウムやカルシウムが慢性的に不足しており、「骨のミネラル貯金」はかぎりなくゼロに近い状況だったのでしょう。

そのために弱くなっていたのだと思います。

高校のときに心理的におかしくなったことさえも、塩不足が原因らしいのです。

塩不足が心にまで作用するというのは不思議に思われるかもしれませんが、塩が不足することによって、体のミネラルバランスが乱れ、自律神経が不安定になります。

そうなれぱ、心の状態も不安定になります。

その結果、過敏になり、ささいなことを非常にオーバーに受け止めたりするようになるそうです。

要するに、ストレスに非常に弱くなるわけです。

「塩不足」が、謎解きのように、長年にわたって私が悩んでいた症状をすべて解明してくれたのです。

p100

ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムの「ミネラルバランス」についてもう少しくわしくお話しておきましょう。

体内では、ナトリウムとカリウムは一定のバランスを保とうとしています。

またカルシウムとマグネシウムも同様です。

ナトリウムとカリウム、カルシウムとマグネシウムは、それぞれがお互いの働きを助けあうパートナー的存在といえます。

どちらか一方が過剰になったり、不足したりすると、相対的なバランスがくずれます。

たとえばカルシウムが過剰になると、相対的にマグネシウムが不足となります。

また、カルシウムが不足すると、相対的にマグネシウムが過剰になります。

すべてはバランスの問題です。

カルシウムだって単独にとりすぎると、パートナーのマグネシウムの溶出をうながし、かえって骨が弱くなると考えられます。

ミネラルがバランスよく貯蔵できてこそ、骨が丈夫になるのです。

砂糖が歯だけでなく骨ももろくする理由は、砂糖によって酸性化した血液を中和するために、骨の成分であるこれらのミネラルを消費するからなのです。

p101

塩には体を温める作用があります。

マクロビオティックや漢方では、塩は体を温める陽性食品の代表とされています。

東北の人たちが、塩からい食事をしてきたのは、寒い冬に耐えられる体づくりのためだったのです。

p105

塩をとらないと免疫力が落ち、風邪を引きやすい

冬場になると毎週のように風邪を引く人がいます。

そうかと思えば、「何年も風邪などひいたことがない」という人もいます。

この違いは何か。

まさしく「免疫力」の違いです。

塩の不足は低体温をまねきます、

....今、日本人の「低体温化」が大きな問題となっています。

日本人の平均体温は36.5度といわれますが、35度台の低体温の人が増えているというのです。

体温が下がると、新陳代謝が悪くなり、免疫力がぐっと下がります。

免疫力が落ちると、まずやたらと風邪を引きやすくなります。

かつての私がそうでした。

風邪ばかりではありません。

免疫力が低下しているということは、病気に打ち勝つ力が衰えているということですから、あらゆる病気を引き寄せてしまいます。

がんをはじめとした生活習慣病、アトピー性皮膚炎などのアレルギー、膠原病などの難病...。

日本人が正しい塩をきちんととらなくなって、病気がどんどん増えている現在、これからの病気の広がりと「塩不足=低体温」は大いに関係あると指摘されています。

また、塩は漬物や塩蔵品など保存食に使われることからもお分かりのように、非常に殺菌力(制菌力)が高いのです。

だから、塩をしっかりとっていれば、バイキンや風邪などのウイルスに負けない体になれるのです。

p195

医者の「塩分をひかえなさい」は信じてはいけない

信濃町外苑クリニック院長 石井仁平

「医者を信じちゃいけないよ。医者がいうんだから間違いない」

これは、私がよく外来で患者さんにいう言葉だ。

半分は、患者さんを笑わせる効果をねらってのことだが、半分は本気だ。

日本の社会全体で詐欺、偽装が発覚しつづける昨今だが、医療業界もご多分にもれない。

医者に悪気はなくとも、好むと好まざるとにかかわらず、騙し騙されるシステムの中にいる。

塩も不足すれば活力のある生活はできなくなる。

高血圧の人などに対して、塩分制限をすることがあたりまえのように行われているが、塩分の必要性はその人の生活の仕方によって大きく変わる。

汗をかけば、それだけ大量の塩が必要になる。

逆にいえば、塩を十分とっていない人は、汗をかくような活き活きとした暮らしをする気力さえでてこないのだ。

そんな生活が健康だといえるはずがない。

病院で行われる最も一般的な処置のひとつ、「点滴」こと輸血の第一の目的は、水と塩を補うことだ。

水と塩を補っただけで、元気になる人はたくさんいるのだ。

以上です。😊

2017/12/5にカントン海水について掲載しています。

良かったら、ブログ内検索をしてみてください。

医師も勧める【カントン海水】飲料の方法 お湯500mlに小さじ1杯

ミネラルバランスが良い塩として、ぬちまーすを掲載しています。

こちらは、私が初めてぬちまーすを購入した時に同封されていました。

右上に、

「ぬちまーすは一般的な塩よりも塩分が約25%も低いんです。しかも余分な塩分を排出するカリウム等、ミネラル21種を含む体にやさしい塩です。塩分が気になる方にもおすすめです。毎日のおいしい料理と大切な家族の健康を支えます!」

「一人あたり10~15/1日の摂取が目安です!」

ぜひご参考に。🍀

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