「原初のイメージに出会う」アナスタシア9🌲

アナスタシア9🌲から抜粋させていただきます。😊

p158「原初のイメージに出会う」

「人間の存在自体が、物質化したイメージに他ならないの。

さらに、人間は自身が物質化したイメージでありながらも、意識を使って新たなイメージを創造し、それを物質化させることもできる。

この事実こそ、人間にはどの存在をもしのぐ大いなる力が宿っていることを示している。

もし、この創造主から贈られた最も偉大な力を自覚できなければ、あなたは他人がつくり出したイメージのもとで生きることになる。

................」

自然の世界には自己再生能力があり、それが自然の中の存在たちを永遠なるものにしている。

そしてそれは。永遠の存在である創造主によって与えられた。

創造主はアルファであると同時にオメガでもあるから、それができるの。

創造主が生まれる前や創造主の強大で様々なエネルギーが生まれる前は何があったのかと、多くの人々が考える。

最初は何も存在していなかった。

無だった!

創造主がわが子に『無』について話したことを思い出してほしい。

『無から、新しい、美しいおまえが誕生する。

おまえとおまえのほとばしる希求、魂と夢を映しながら。

私の息子よ、おまえは無限であり永遠、おまえの内に創造の夢がある』

つまり、『無』から生まれたということは、『無』自体も誕生にかかわっているということ!

創造主は、『無』から誕生させることによって、生と死の循環を完成させ、人間に永遠の生と死という青写真を与えた。

イメージのエネルギーについての叡知を理解し、そのエネルギーを自身の内に感じ取れるようになれば、人間は死を体験する代わりに、甘美な眠りにいざなわれるようにして肉体を去ることができる。

そして、その眠りに就く前に自身が創造したイメージにふさわしいと感じた場所と時代に、再び肉体を持って目覚めることになる。

このような形象学を深く理解することは、創造主によって創造された壮大な世界の全容を把握することにつながり、自身の美しい世界を創造する助けとなる。

反対に、この事実を理解できない人は、完全な世界である自然界とのかかわり方が稚拙になり、原始的で不完全な人口の世界で生きることになる。

形象学を知らないと、この偉大なる力のことを知る一部の人たちの手の中で、人も国もチェスの駒のように操られてしまうの」

「本来の自分に備わったイメージをもとに観察すれば、どんな情報であっても、あなたはその真偽を識別することができる」

「すべての人にはその人特有のイメージが備わっている。

そしてそれらのイメージに一つとしと同じものはないわ。

それにもし、すべての人間が原初のイメージを保持していたとしたら、今頃どんな世界になっていたかを想像してみて」

「人間の原初のイメージは、神の子だった!

それは今も変わっていない」

「私たち一人ひとりの内奥に、そのままの姿で残っている!

その姿をイメージして、向き合ってみて。

そうすれば、原初のイメージはよろこんてあなたのもとへやってくる。

あなたはよろこびの感覚でそれを知る。

あなたと原初のイメージはだんだんと近づいていき、いつか重なりあって一つになるの。

だから、あなたの原初のイメージを大切に保ち、一時の快楽のために決して他人に売り渡したりしないで」

p165

あなたが存在すると見なすものは、すべて顕在化するの。

それを逆手にとって、神の子である人間の本質はずっと貶められ続けてきた。

p168

「『一族の土地』という言葉には、人間を神なる居住空間に住まわせるという最も強いイメージが礎として存在している。

ウラジーミル、この言葉が『一族』ではじまるということを考えてみて。

一族とは順に生を得る人々のつながりのこと。

そして、その中で最初に生を得た人は、神から生まれた人よ。

今日に生きる人間は、この壮大な鎖を率いているの。

そしてその一人ひとりに一族の命運が委ねられている。

................」

p170

「ウラジーミル、一族の土地という言葉について深く考えてみてほしいの。

この二つの単語で一つの意味を成す言葉よ。

まだ完全な認識がなかったとしても、この言葉を発したとたんに、あなたは潜在意識に『私は一族の全員をここに招集する。そして一族はこの地で生をかさねる』というほとばしる希求の声を響かせることになるの」

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